法隆寺の夕景を求めて (08/01/06)
正月休み最終日に聖徳太子で有名な奈良の法隆寺まで自転車ツーリングしました。
大阪から奈良へ行くには色々なルートがありますが、今回は国道25号線を通るルートです。
このルートの難所は柏原―王寺の間の渓谷越えです。
勾配はあまりありませんが、歩道がなく路肩もほとんどない割に交通量が多くて車の速度も速い道です。
ドライバーも歩行者や自転車がいると思わないようなところです。
山に近くのどかな雰囲気の国道旧170号を経由して柏原市役所前で一服。
ここから大和川沿いを通っていきます。
いよいよ渓谷越え。しばらく進むと歩道もなくなります。
正月で日曜なので車は少なめでトラックも少ないが、やはりあまり走りたくない道。
途中の亀瀬橋で一服します。
以前に同じ場所から撮った写真。
できるだけスピードが出るように必死にペダルをこいでやっと王寺につきました。
ほっと一息。
途中、児童公園で蒸気機関車を見物(笑)
D51、デゴイチですね。子供が運転席に入って遊んでました。
王寺からそのままR25を走り、竜田川まで走ります。
百人一首にも出てくるあの竜田川です。
竜田川沿いは静かでのんびりした道。
竜田大橋から法隆寺へはR25の裏道を走ります。
昔の風情が残る車の少ない道です。
法隆寺に到着。
広い境内で、この日は人も少なく静かで心が和みます。
この日の目的は法隆寺の夕景を撮ることでもありますが、まだ日が落ちるまで時間があるので奈良自転車道を少し走ることにしました。
法隆寺の裏を抜けていく。田んぼや畑の中を走るのんびりとした田舎の雰囲気でサイクリングのグループもときどき目にします。
途中にある斑鳩神社。
子供の頃に遊んだような懐かしい雰囲気のする神社です。地元の人がぽつぽつお参りに来ていました。
法輪寺あたりまではのんびりとしたいい雰囲気の道。
わかりやすく緑色で舗装されている。
ここから富雄川までは車の多い道路沿いを走ることになります。
アップダウンはありますが、やはり緑色の自転車道があるので安心して走れます。
富雄川からは川沿いの走りやすい自転車道になっています。
時間があればそのまま郡山を経由して奈良公園まで走りたいところですが、日も落ちかけてきたので引き返します。
自転車道をちょっと外れて、田舎の知らない道を楽しんだりする。 これも醍醐味。
柿がなっている家は自宅の近所では見ることができない。
法隆寺まで戻ってきました。
だんだんと日も暮れてきた。
そろそろかと撮影ポイントまで移動すると、すでに何人かのカメラマンがすでに三脚を据えていました。
自分は手持ちで構えます。
空の色を眺めながら、静かでゆっくりした時間です。
帰り道の王寺からみた空。あたりも急速に暗くなる。
この暗い中をあの山を越えるのにこれからまた難所を走らなければならないので気合を入れる。
LEDライトを照らしながらスピード出して駆け抜けて帰りました。
この日の走行データ
走行距離68Km
最高速度36.5Km/h
でした。
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